先日導入したHDD2基を使用して、FW800とESATAで、実際問題どの程度の差があるのかを調べてみました。
規格上、FW800(800Mbps、つまり100MB/s)よりもESATAの方が早い(150または300MB/s)ことはわかっているのですが 、実際はどうなのか?
そもそも、MacbookProで実験したわけですが、iMacで使うとなるとESATAが使えません。(よね?)
FW800でがんばるしかないわけで、iMacを買おうかと悩んでいる私にはちょっと気になるテストです。
このテストを行う目的は、「FinalCutでの映像取り込み・編集を効率よく行う」ためです。
MacbookProの内蔵HDDに映像を取り込むと、特にHD画質では取りこぼしてしまい作業ができませんので、外付けのHDDで何とかしたいのです。さらにRAID0を使うことにより高速性を高めたい、ということで実施してみました。
使った機材は以下の通り。
- Machine
- MacbookPro(2007mid、15inch、2.2GHz)
- HDD
- Seagate ST3500320AS (2基)
- ESATAケース
- センチュリー イッコイチBOX
- FW800ケース
- センチュリー ニコイチBOX
- インタフェースカード
- 玄人志向 SATA2E2-EC34
実際のテストは以下の組み合わせで行いました。
- FW800で、2台のHDDをバラバラに認識させ、MacOSXのソフトウェアRAID0を使用する。
- FW800で、ニコイチBOXのハードウェア側RAID0を使い、Macからは1台のHDDに見せて使用する。
- ESATAで、2台のHDDをバラバラに認識させ、MacOSXのソフトウェアRAID0を使用する。
この組み合わせで、Xbench1.3を使用し、 Disk Testのみを各3回ずつ行いました。
さて、結果としては予想通りESATAのRAID0が一番高速でした。特にシーケンシャルの書き込みがかなり早いように思われますので、FinalCutなどでの映像取り込みには影響があるような気がします。
結果(それぞれ3回ずつ実施したXBenchスコアの平均値)
- FW800 ソフトウェア 77.48
- FW800ハードウェア 81.78
- ESATA 93.43
とはいえ、もともとやりたかった「FinalCutでの効率UP」には十分な状態で、HD取り込みも問題なく完了させられるようになりました。
ちなみに、ESATAでソフトウェアRAID0を作成した後にケースを入れ替え、FW800で認識させても、ちゃんとRAID0はくまれたまま認識されていました。なるほど。(テストの際には組み直しています。)
というわけで、MacbookProで使うのであればESATAの方がより条件が良くなります。iMacで使うならFW800しかありませんが、それでも十分に早いという結論でした。(MacProなら黙って内蔵だ!)
ちなみに、それぞれRAIDにせずHDD単体でテストをしたところ、ESATAで60.79とかなり下がりましたので、RAID0の効果がはっきりと現れていたのがわかりました。
おまけ:
HDDの表面の注意書きをよく読んでいる、ジャンパーピンの設定がデフォルトでは1.5Gbps制限になっているとのこと。 SATA2の3Gbpsにするにはジャンパーピンを外せ、と書いてありました。すごく小さいジャンパーですが、外した後にテストをしても変わりませんでした。(FW800のハードウェア側RAIDで81.75。すでにFWの限界を超えた数値なので、あまり関係なかったかもしれません。)
参考:Xbenchのスクリーンショット
FW800ソフトウェアRAID0
ESATA RAID0
FW800ハードウェア側RAID0
さて、次はFinalCutProを導入するか・・・。



